歌姫とともに♪

中島みゆきの楽曲を紹介するブログです!同時期のヒット曲も紹介♪

夜会

中島みゆき「夜会」まとめ

投稿日:2018年10月14日 更新日:

中島みゆきをこよなく愛する、美優です。

 

今年(2018年)は、

「夜会」がスタートして、30年目。

 

2019年1月からは、

夜会VOL.20「リトル・トーキョー」の公演が

予定されています。

 

という訳で、

今回は中島みゆき「夜会」について

まとめてみました。

 

スポンサーリンク

 

目次

中島みゆき「夜会」とは?

中島みゆき「夜会」は、

コンサートでもない、

演劇でもない、

ミュージカルでもない

言葉の実験劇場」をコンセプトとして、

1989年スタートしました。

 

1998年までは毎年開催されていましたが、

スケジュール上の都合で、

現在は不定期開催となっています。

 

開催場所は2004年までの13回は、

一貫して渋谷のBunkamura・シアターコクーンで、

Bunkamuraの主催事業として開催されていましたが、

2006年の公演は青山劇場で行われ、

また同公演からは

大阪のシアターBRAVA!でも開催されるようになりました。

 

2008年の夜会VOL.15からは東京については

赤坂ACTシアターで開催されるようになりました。

 

「夜会」は当初、

明確な主題が存在せず、

それまで行ってきた通常のコンサートの延長線的存在でしたが、

1991年からは演劇色が強くなり、

1994年からは完全なオリジナルストーリーとなりました。

 

また、

舞台上で歌われる曲は

1995年からはテーマ曲である『二隻の舟』を除き、

全て各回毎に書き下ろされた

オリジナル曲で構成されるようになりました。

 

2013年には、

それまでの夜会で歌われた楽曲を披露する

ガラコンサート『夜会工場』が始まり、

2017年11月から2018年2月にかけて『夜会工場VOL.2』が

開催されました。

 

では、各回の夜会について見て行きましょう。

 

夜会

(1989年11月17日~12月9日、全20公演)

 

本格的な撮影が行われず、

資料的な映像しか残されていない、

未映像化作品。

 

夜会1990

(1990年11月16日~12月8日、全20公演)

 

夜会1990 [DVD]

この回から完全映像化され、発売のために収録されている。

 

夜会のテーマ曲『二隻の舟』のほか、

「彼女によろしく」、「窓ガラス」、

「孤独の肖像」、「ショウ・タイム」など全16曲。

 

夜会VOL.3 KAN(邯鄲)TAN

(1991年11月13日~12月7日、全20公演)

 

夜会 VOL.3 KAN(邯鄲)TAN [DVD]

 

この回からの「夜会」では、

ストーリー性が打ち出されるようになり、

中国の故事「邯鄲の夢」をテーマに、

1人の女性が夢の中で見た少女から老婆になるまでに至る

自己の一生が描かれています。

 

収録曲は、

「タクシードライバー」、「わかれうた」、「シュガー」ほか全26曲。

 

夜会VOL.4 金環蝕

(1992年11月12日~12月11日、全23公演)

 

夜会 VOL.4 金環蝕 [DVD]

 

古事記の「天岩戸の物語」をモチーフに、

日本女性の原点を描いている。

 

「砂の船」、「世迷い言」、「DIAMOND CAGE」ほか全26曲。

 

夜会VOL.5 花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に

(1993年11月14日~12月11日、全22公演)

 

夜会 VOL.5~花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせし間に~ [DVD]

 

小野小町の伝承と雨月物語の「浅茅が宿」をモチーフに、

様々な「待つ女」を演じている。

 

1993年12月4日公演で、通算100回公演を記録。

 

「雨が空を捨てる日は」、「彼女の生き方」、「人待ち歌」ほか全24曲。

 

夜会VOL.6 シャングリラ

(1994年11月11日~12月10日、全23公演)

 

夜会 VOL.6 シャングリラ [DVD]

 

「夜会」初のオリジナルストーリーとなった作品。

 

親子の絆をテーマに、母親を陥れ「シャングリラ」に住む母の敵(母の友人だったが裏切って母の代わりに大金持ちの家に嫁いだ)への復讐のために、その家にメイドとして潜り込んだ娘の物語。

 

舞台はマカオ。

 

多くの夜会作品に出演している香坂千晶は、この作品で夜会に初出演。

 

「煙草」、「あの娘」、「グッバイガール」、「生きてゆくおまえ」ほか全29曲。

 

夜会VOL.7 2/2

(1995年11月26日~12月25日、全23公演)

 

夜会Vol.17 2/2 [DVD]

 

この「夜会」からは、

劇中の曲がすべてオリジナル作品となりました。

 

幸せになろうとするたびに見えない何かに妨害されてしまう女性、

自分の中のもう一人の自分に気付いてしまった莉花。

 

ミステリアスな物語の展開。

 

一人で出かけた異国への旅の中で、

知られざる自分の過去を知ることになる。

幼い日のトラウマは、他人の何気ない言葉であった。

 

自らの過去や見えない何かの正体を知る物語。

 

2005年、瀬戸朝香主演の映画化版が公開され、

初の書き下ろし長編小説としても発売されました。

 

1995年、1997年、2011年12年と再々演されました。

 

夜会VOL.8 問う女

(1996年11月25日~12月25日、全24公演)

 

夜会 VOL.8 問う女 [DVD]

 

前作「2/2」に続いて全曲書き下ろしの新曲で構成。

 

「誰だってナイフになれる」、「台風情報」、「エコー」ほか全22曲収録。

 

傷つけ傷つくことを恐れ、

自分の言葉を捨てたアナウンサーの綾瀬まりあが、

あるタイ人女性との出会いをきっかけに、

彼女は言葉が生み出す真実を知る物語。

 

長編小説第2弾としても、発売されました。

 

夜会VOL.9 2/2

(1997年11月25日~12月27日、全25公演)

 

VOL.7「2/2」の台本、演出、舞台装置を大きく変更した上での再演で、

夜会初の再演。

 

未映像化作品。

 

1997年12月27日公演で、通算200回公演を記録。

 

夜会VOL.10 海嘯

(1998年11月23日~12月25日、全25公演)

 

夜会 VOL.10 海嘯 [DVD]

 

在米の日本人女性が主人公。

 

彼女は、

両親を陥れた人物に復讐する手段となる商談のためロサンゼルスに向かうが、

途中の旅客機内で結核のために喀血し、

ハワイの療養所に収容される。

 

本公演を以て、

毎年上演というペースに一区切りが付き、

以後およそ2年毎に上演という形になっています。

 

夜会VOL.11 ウィンター・ガーデン

(2000年11月22日~12月25日、全26公演)

 

谷山浩子との共演作。

 

漁協の金を横領した女が北海道で買った夢の住まいは実は廃屋。

そこには一匹の野良犬と、槲(カシワ)の木があるのみだった。

 

「雪は天から送られた手紙である」

この言葉からの啓示をうけて制作、上演された作品です。

 

未映像化作品。

 

13編の歌詞と50編の詩で完全に再現した、

中島みゆき初のオールカラー詩詞集が発売されました。

 

ウィンター・ガーデン

 

夜会VOL.12 ウィンター・ガーデン

(2002年11月26日~12月24日、全22公演)

 

VOL.11の再演。

 

VOL.11で谷山浩子だった役には

当初は吉田日出子が予定されていたが、

吉田の急病のため、香坂千晶に変更。

 

未映像化作品。

 

夜会VOL.13 24時着 0時発

(2004年1月3日~1月28日、全20公演)

 

夜会 VOL.13 24時着 0時発 [DVD]

 

宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフに、

鮭の回帰やアイリッシュの要素を加え、命のリレーを表現した物語。

 

本公演をもって、シアターコクーンでの公演は終了。

 

夜会VOL.14 24時着 00時発

(2006年1月27日~5月14日、全36公演)

 

VOL.13の再演。

オリジナル作品時のタイトル「0時発」の表記が、

「00時発」に変更されている。

 

2006年2月4日公演で、通算300回公演を記録。

 

夜会初の大阪公演も行われました。

 

夜会VOL.15 〜夜物語〜元祖・今晩屋

(2008年11月20日~2009年2月15日、全35公演)

 

安寿と厨子王(森鷗外・著『山椒大夫』)をモチーフにした物語。

 

未映像化作品。

 

夜会VOL.16 〜夜物語〜本家・今晩屋

(2009年11月18日~12月18日、全23公演)

 

夜会 VOL.16~夜物語~本家・今晩屋 [DVD]

 

VOL.15の再演。

 

オリジナル作品時のタイトル「元祖」の表記が、

「本家」に変更されました。

 

中島みゆき初のBlu-ray Disc TM商品も同日発売されました。

 

夜会VOL.17 2/2

(2011年11月19日~2012年2月21日、全36公演)

 

VOL.7、VOL.9の再々演で、夜会初の再々演となる。

 

2013年にはBD/DVD化され、

さらに『中島みゆき「夜会 VOL.17 2/2」劇場版』として

初めて映画館で公開されました

 

2011年12月5日公演で、通算400回公演を記録。

 

夜会VOL.18 橋の下のアルカディア

(2014年11月15日~12月16日、全23公演)

 

夜会VOL.18「橋の下のアルカディア」[DVD]

 

シンガーソングライターの中村中、声音人・石田匠と共演。

 

『夜会VOL.15「~夜物語~元祖・今晩屋」』以来、

6年ぶりの書き下ろし作品で、

劇のセリフとなり挿入歌となる「歌」は台本と共に書き下ろされ、

「夜会」史上過去最多の全46曲。

 

『中島みゆき 夜会 VOL.18 「橋の下のアルカディア」 -劇場版-』として、

劇場公開も・・・。

 

夜会VOL.19 橋の下のアルカディア

(2016年11月17日~12月17日、全23公演)

 

VOL.18の再演。

 

夜会VOL.20 リトル・トーキョー

(2019年1月30日~2月27日、全20公演)

 

渡辺真知子と共演。

 

公演概要とスケジュールはコチラ⇒http://miyuki-yakai.jp/schedule.asp

 

スポンサーリンク

 

ひとこと

以上、

中島みゆき様の夜会について、

まとめてみました。

 

映像化されている「夜会」のDVDは、

Amazonで購入できますが、

2019年4月から5月にかけて

「夜会」とみゆき様の関連番組が

チャンネル銀河で放送されます。

 

「夜会」と関連番組の放送時間や

チャンネル銀河を見る方法は

コチラのサイトを参照してみてください。

↓  ↓  ↓

中島みゆき夜会の動画見逃し配信を見る方法は?4月と5月がチャンスです!!

 

今日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました(#^^#)

 

励みになりますので、応援お願いします!

↓  ↓  ↓

にほんブログ村 音楽ブログ 女性ミュージシャン応援へ
にほんブログ村

 

-夜会

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

関連記事はありませんでした

PVアクセスランキング にほんブログ村