中島みゆきをこよなく愛する美優です!
今回は、中島みゆきの9作目のオリジナルアルバム
『寒水魚』を紹介します。
目次
中島みゆき『寒水魚』について
中島みゆき『寒水魚』は、1982年3月21日に発表された
中島みゆきの9作目のオリジナルアルバムです。
1981年に発売されたシングル「悪女」大ヒットの相乗効果で
セールスを伸ばし、1982年年間アルバム売り上げ第1位を記録。
また、第24回日本レコード大賞の’82アルバムベスト10にも
選ばれ、ベストアルバム賞を受賞しました。
タイトルの「寒水魚」とは、
熱帯魚をもじった中島みゆき様による造語です。
悪女
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:後藤次利)
オリジナルは1981年にシングルとして発表され、
オリコンのウィークリーシングルチャートで最高1位、
1982年度年間シングルチャートで最高6位を記録した大ヒットナンバー。
このアルバムに収録されているのは、
後藤次利によってロック色が強調された
アルバム・バージョンの「悪女」です。
このアルバムの発表後、
彼女は自身が“御乱心の時代”と称する模索の時期へと突入するが、
後年になって彼女はこれがその予兆だったと述懐している。
傾斜
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:後藤次利)
高校の国語教科書にその歌詞が掲載された曲です。
また、アルバム『いまのきもち』にてセルフカバー。
♬としをとるのはステキなことです そうじゃないですか
忘れっぽいのはステキなことです そうじゃないですか
悲しい記憶の数ばかり
飽和の量より増えたなら
忘れるよりほかないじゃありませんか♪
アラフィフともなると、
歳をとるも、
忘れっぽいのも、
ポジティブに捉えて行くしかないですね~!!
鳥になって
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:青木望)
♬眠り薬をください 私にも
子供の国へ 帰れるくらい
私は早く ここを去りたい
できるなら 鳥になって♪
好きな彼の中には別の女性がいるから、
睡眠薬を飲んで死んでしまいたい???
生まれ変わりたいというように読み取れます。
哀しいけど・・・
捨てるほどの愛でいいから
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:青木望)
1982年のコンサートツアー「明日を撃て!」で当初唄われていたが、
ツアー後半から唄われなくなった曲である。
♬夢でもいいから 嘘でもいいから
どうぞふりむいて どうぞ気がついて
あの人におくる愛に比べたら
ほんの捨てるほどの愛でいいから♪
「鳥になって」では、
生まれ変わりたいと言っていましたが、
この楽曲では、
夢であってもいい、
嘘であってもいい、
どうしても彼に振り向いてほしい・・・と
B.G.M.
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:松任谷正隆)
前作の『臨月』で数曲の編曲を手掛けていた松任谷正隆が
本作ではこの曲のみに参加。
アレンジとキーボードを担当している。
好きな彼は留守とわかっているのに
電話をかけた。
電話に出たのは綺麗な声の女性。
やっぱり・・・
彼はいつも淋しい歌を歌っていたから
彼女はいないと思っていたけど、
その歌は彼女との想い出の曲だったのです・・・
哀しい・・・
家出
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:青木望)
「家出」という題名ですが、
駆け落ち?
本当に私でいいの?
出来れば、普通に結婚して
嫁姑の喧嘩なんかしたかったな・・・
ミステリー好きの私には
逃げる理由が気になる・・・
犯罪の匂いが???
時刻表
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:青木望)
都会の生活に疲れ果てて、
故郷の海を見たくなったが、
遠くて行くことが出来ないから
今夜中に行って来れる海はないかと
時刻表を見上げた・・・
砂の船
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:青木望)
♬いま 誰もいない夜の海を
砂の船がゆく♪
「砂の船」は、すぐに沈んでしまいますよね。
夢破れたみたいですね・・・
歌姫
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:青木望)
このアルバムの核ともいえる8分超の大作。
1992年に発売されたコンピレーション
『中島みゆき BEST SELECTION II』にも収録された人気曲。
2004年発表のセルフカバー・アルバム『いまのきもち』では
リメイクバージョンが収録されています。
♬歌姫 スカートの裾を
歌姫 潮風になげて
夢も哀しみも欲望も 歌い流してくれ♪
見せかけの夢も
哀しみも
欲望も
この「歌姫」を歌うことで、
洗い流してほしい・・・
忘れてほしい・・・
まとめ
哀しい歌が多かったですね・・・
あらためて聴いてみて
胸が締め付けられるようでした・・・
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました(#^^#)
励みになりますので、応援お願いします!
↓ ↓ ↓