中島みゆきをこよなく愛する美優です!
今回は、中島みゆき7作目のオリジナルアルバム
『臨月』について、紹介します。
目次
中島みゆき『臨月』について
『臨月』(りんげつ)は、1981年3月5日に発表された
中島みゆきの8作目のオリジナルアルバムです。
前作『生きていてもいいですか』の
暗く重い作風は影をひそめ、
全体的に軽く吹っ切れた明るさが見られるアルバムです。
オリコン最高順位:週間1位
1981年度の年間ヒットチャート第7位にランクイン。
また、
同年の第23回日本レコード大賞の
『’81アルバムベスト10』に選ばれました。
あした天気になれ
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:星勝)
『あした天気になれ』は、
アルバムリリース後、すぐにシングルカットされました。
絶望的観測をする人の歌です。
♬宝くじを買うときは
当たるはずなどないと言いながら買います
そのくせ誰かがかつて
一等賞をもらった店で 買うんです♪
共感できますよね・・・
柏原よしえがアルバム「春なのに」で、カバーしています。
あなたが海を見ているうちに
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:安田裕美)
みゆき様の楽曲としては珍しく、
歌詞に車名(フェアレディ)が登場しています。
1981年夏に放送された
「池中玄太80キロ(第2シリーズ)」(日本テレビ系)で、
長女の絵里(杉田かおる)が片思いの青年からアルバム「臨月」を借り、
夜に一人でこの曲を聴く場面があったそうです。
あわせ鏡
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:松任谷正隆)
のちにアルバム『いまのきもち』でセルフカバーしています。
グラスに写った自分の姿を見て、
辛い過去を思い出してしまった・・・
明るい顔で
大丈夫って言えるようになるには
クスリとなるお酒がもう少し必要だって・・・
暗黒時代から抜け出す最中の歌ですね!
ひとり上手
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:萩田光雄)
中島みゆき「ひとり上手」は、
1980年10月21日発売された9作目シングル。
ミックス違いのアルバムバーション。
「オールナイト・ニッポン」では、
「ひとり上手」というコーナーがあり、
この曲が使われました。
♬ひとり上手と呼ばないで~♪
雪
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:萩田光雄)
♬手をさしのべればいつも
そこにいてくれた人が
手をさしのべても消える
まるで 淡すぎる雪のようです♪
亡き父を歌ったものと言われています。
柏原よしえが「カムフラージュ」の
カップリングでカバーしています。
バス通り
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:萩田光雄)
柏原よしえがアルバム「春なのに」で、カバーしています。
1年半前に約束をすっぽかされて別れた元カレと彼女が
後ろで私の噂話をしているのを聞いてしまった!
(そんなことって、ある!?)
彼に気づいてほしい・・・
あの日本当は来てくれていたんだ・・・
なんて思っていたら
二人は雨を片手でよけながら
一つの上着をかぶって駆けだして行ってしまった
やっぱり失恋・・・
友情
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:松任谷正隆)
♬悲しみばかり見えるから
この目をつぶすナイフがほしい♪
ちょっと、怖いですね!
自分では考えられない・・・
友達に裏切られたという歌だと思います。
成人世代
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:星勝)
夢やぶれ、これからどうしよう・・・
周りがみんな幸せで
挫折したのは自分だけと落ち込んでいる歌ですね。
でも、そんな簡単に夢は叶わない
いつだってやり直しできると言ってあげたくなる。
夜曲
(作詞・作曲:中島みゆき、編曲:松任谷正隆)
柏原よしえがアルバム「春なのに」で、カバーしています。
失恋したのに、
まだ自分のことを思っていてほしい・・・
まだ、吹っ切れていない・・・
もう少し時間が必要でしょうね。
まとめ
「暗黒時代から抜け出す最中の歌」、
まさに、その通りと思いました。
歌詞をよく見ると、
まだまだ暗い・・・
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました(#^^#)
励みになりますので、応援お願いします!
↓ ↓ ↓
夜曲にて街に流れる歌の詩は君にあてたり桜舞うなり。