中島みゆきをこよなく愛する、美優です!
今回は、中島みゆき7作目のオリジナルアルバム
『生きていてもいいですか』について紹介します。
目次
中島みゆき『生きていてもいいですか』について
『生きていてもいいですか』は、1980年4月5日に発表された、
中島みゆきの7作目のオリジナルアルバムです。
オリコン最高順位:週間1位
オリコン1980年度:年間17位
中島みゆきのアルバムとしては
2作目のオリコン首位獲得作品となり、
このアルバムから1985年『miss M.』まで
7作連続で首位を獲得しています。
中島みゆき「うらみ・ます」
(作詞/作曲: 中島みゆき、編曲:後藤次利)
鳴咽を伴った歌唱が話題となった作品です。
そのことを聞かれたみゆき様は
「あれはスタジオライブ」と語ったそうです。
♬あんた誰と賭けていたのあたしの心はいくらだったの
うらみますうらみます
あんたのこと死ぬまで♪
怖いくらい印象的な歌詞ですよね。
あまりにも暗すぎるせいか、
収録されているのは、このアルバムだけです。
中島みゆき「泣きたい夜に」
(作詞/作曲: 中島みゆき、編曲:後藤次利)
泣きたい夜に聴いていました・・・
中島みゆき「キツネ狩りの歌」
(作詞/作曲: 中島みゆき、編曲:後藤次利)
キツネ狩り(フォックスハンティング)は、
イギリスでは国技の一つ。
古くイギリスの村落にはキツネが多棲(たせい)し、
養鶏場などに被害が続出したため、
秋から冬にかけて、
農場主が大掛りなキツネ退治を行ったのが起源。
フォックスハウンド(狐狩り用猟犬)を駆使して追い出し、
犬に追い詰められて穴へ隠れたキツネをとらえて噛み殺させる
というもの。
みゆき様の「キツネ狩り」では、
「弓」を使っているようなので、
上記のものとは違うみたいですね。
中島みゆき「蕎麦屋」
(作詞/作曲: 中島みゆき、編曲:後藤次利・中島みゆき)
歌詞の中で主人公を誘う人物は、
デビュー当時からの付き合いがある
写真家・田村仁である言われています。
ラジオ番組内で所ジョージから
「ゲームに負けたら『寿司屋』にちなんだ
『蕎麦屋』という曲を作って歌え」
と言われ、罰ゲームで書かされたとも言われています。
2012年には、斉藤和義が自身のアルバム内でカバーしている。
中島みゆき「船を出すのなら九月」
(作詞/作曲: 中島みゆき、編曲:後藤次利)
船を出すなら・・・、
人を捨てるなら・・・、9月。
再スタートの9月と、
前向きにとらえたいものですがね・・・
「 」
(作曲・編曲:後藤次利)
タイトル無表記のインストゥルメンタルです。
前の曲と次の曲をつなげるインタールード。
中島みゆき「エレーン」
(作詞/作曲: 中島みゆき、編曲:後藤次利)
同じアパート(定宿にしているホテル)に住んでいた
外国人娼婦の思い出がもとになっていることが、
1987年のコンサートツアーの中で語られました。
ある朝、無惨に殺害された彼女は
全裸でゴミ捨て場に遺棄されており、
新聞はわずか数行の扱いで、
捜査も結局迷宮入りになったとのことである。
後に出版されたみゆき様の小説『女歌』にも
そのことが書かれています。
小説内での名前は「ヘレン」です。
♫エレーン 生きていてもいいですかと誰も問いたい
エレーン その答えをだ誰もが知ってるから誰も問えない♪
とても切ない歌詞ですね。
中島みゆき「異国」
(作詞/作曲: 中島みゆき、編曲:後藤次利・中島みゆき)
ドラマ『北の国から』において
主人公の五郎に対して幼馴染のみどりが
「中島みゆきの『異国』って知ってる?
なんともたまんない歌なんだよね。
『♪忘れたふりを装いながらも
靴を脱ぐ場所があけてあるふるさと♪』
ってさ」
と語りかけていましたね。
まとめ
みゆき様曰く
“真っ暗けの極致”のアルバムで、
「うらみ・ます」、「エレーン」など暗い内容の曲が
多くを占めているアルバムです。
暗すぎるせいなのか???
他のアルバムには収録されていない楽曲が多いです。
私が自分のお小遣いで
はじめて買ったみゆき様のアルバムは
『生きていてもいいですか』です。
もちろん、LPレコードでした。
レコードで聴くのが面倒で、
カセットテープに録音して聴いてました。
働くようになってから
CDを購入して聴くようになりました。
失恋した時、辛い時に
聴いて・・・
泣いて・・・
落ち込むだけ落ち込んで、
そこから少しずつ前向きに・・・
って感じでした。
“真っ暗け”ですが、
大好き(やみつき)なアルバムです!!
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました(#^^#)
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↓ ↓ ↓
こんにちは(^^)
みゆきさんの歌、どれも奥が深いですね。
癒されながら、次への活力をいただける気がします。
次々と紹介された記事を見ていると、若い頃を思い出して
懐かしく思います。
また、楽しみに訪問しますね!
突然失礼いたします。
古い話で恐縮ですが、昔このアルバムを貸しレコード屋(!)で借りて聞いていたら、怖くて動けなくなってしまいました。すべての歌が恐ろしさに満ち満ちていますね。人間の深淵を見るような思いがしました。こんな歌が作れるって、心底凄いと思う思います。私と同世代だから、まだ二十代だったはずなのに。