中島みゆきをこよなく愛する、美優です!
今回は、中島みゆき36作目のシングル「瞬きもせずに」を紹介します。
目次
中島みゆき「瞬きもせずに」について
「瞬きもせずに」は、中島みゆきの36作目シングルで、
1998年10月7日、ポニーキャニオンよりリリース。
作詞・作曲:中島みゆき
編曲:瀬尾一三
オリコン最高順位は、週間22位。
中島みゆきのシングルは前作まで8cm盤の「CD SINGLE規格」でしたが、
「瞬きもせずに」から12cm盤の「CD Audio Maxi-single規格」(マキシシングル)と
なりました。
また、ポニーキャニオンから発売された最後のシングルです。
「瞬きもせず」は、
オリジナルヴァージョンと「MOVIE THEME VERSION」があり、
「瞬きもせず」の「MOVIE THEME VERSION」が
1998年10月公開の山田洋次監督の映画『学校III』の主題歌に起用されました。
『学校III』の製作は松竹・日本テレビ放送網・住友商事・角川書店・読売新聞社。
日本テレビ開局45年記念作で、文部省選定の作品でした。
自閉症の息子を持つシングルマザーの女性を中心に、
人生の再出発をかけて集った人々の
リストラ・再就職問題を職業訓練校を舞台に、
心の交流を描いた作品で、
シングルマザー役が大竹しのぶ、
自閉症の息子役が黒田勇樹、
他に、小林稔侍、田中邦衛、ケーシー高峰、笹野高史、寺田農、さだまさし
などが出演していました。
2つの「瞬きもせずに」は、アレンジが違う他、歌詞も一部異なっています。
「瞬きもせず」のオリジナルヴァージョンは、
2002年4月発売の「Singles2000」に収録されていて、
1998年11月発売のベストアルバム「大銀幕」に、
「MOVIE THEME VERSION」が収録されています。
「瞬きもせず」(MOVIE THEME VERSION)の歌詞はコチラ
中島みゆき「瞬きもせずに」のカップリング曲「私たちは春の中で」について
中島みゆき「瞬きもせずに」のカップリング曲「私たちは春の中で」は、
作詞・作曲:中島みゆき
編曲:瀬尾一三
中島みゆきの『私たちは春の中で』は、
同年に発表されたオリジナルアルバム『わたしの子供になりなさい』からの
シングルカット。
1998年12月公開の映画『大いなる完 ぼんの』の主題歌。
『大いなる完 ぼんの』は、
1983年から1984年にかけて、講談社「モーニング」に連載された
本宮ひろ志の漫画『大いなる完』(おおいなるかん)原作とした
高橋伴明監督による映画で
的場浩司、哀川翔、南野陽子、大塚寧々の起用にくわえ、
高橋恵子や白竜を迎えた著名な俳優陣でのキャスティングでした。
1998年11月発売のベストアルバム「大銀幕」に収録されています。
「瞬きもせずに」が発売された1998年の中島みゆきは?
「瞬きもせずに」が発売された1998年の中島みゆきは、
1月 TBSテレビ系ドラマ「聖者の行進」の主題歌『糸』を担当
2月 TBSテレビ系ドラマ「聖者の行進」の主題歌『命の別名』を担当
3月18日 アルバム『わたしの子供になりなさい』発売
3月~6月 名取市文化会館を皮切りに全国33会場にて「CONCERT TOUR ’98」40公演開催
3月24日 朝日新聞社より「中島みゆき全歌集 II」発刊
7月 フジテレビ系ドラマ「北の国から’98-時代・後編」の挿入歌に『時代』が起用
10月 松竹映画「学校III」(監督:山田洋次)の主題歌『瞬きもせず』担当
10月21日 DVD『なみろむ』発売
11月1日 TOKYO FM出版より「地球音楽ライブラリー・中島みゆき」発刊
11月6日 ベストアルバム『大銀幕』発売
11月~12月 「夜会VOL.10─海嘯」を東京・渋谷Bunkamuraシアターコクーンにて25公演
11月23日 TBSテレビ「筑紫哲也のニュース23」に出演
12月 郵政省「平成11年お年玉つき年賀はがき」CFに出演(タイアップ曲『時代』)
12月 JR東日本ラジオCM「帰省キャンペーン」に『ホームにて』が起用される
12月 映画「大いなる完~ぼんの~」(監督:高橋伴明)の主題歌『私たちは春の中で』、挿入歌『わたしの子供になりなさい』担当
ひとこと
山田洋次監督の映画「学校」シリーズは、
1993年から2000年までに全4作が制作され、
1作目は、幅広い年代の生徒が集まる夜間中学校を舞台に、
挫折や苦境から立ちあがる人々を描いた作品
2作目は、高等養護学校を舞台に、
重い障害を持つ生徒と軽い障害を持つ生徒の交流・葛藤、就職問題等を描いた作品
3作目が、自閉症の息子を持つシングルマザーの女性を中心に、
人生の再出発をかけて集った人々の リストラ・再就職問題を職業訓練校を舞台に、
心の交流を描いた作品
4作目は、学校に行かない少年の横浜から鹿児島県の屋久島までの
ヒッチハイクの旅を描いた作品でした。
今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました(#^^#)
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