中島みゆきをこよなく愛する、美優です!
今回は、中島みゆき22作目のシングル「仮面」について紹介します。
目次
中島みゆき「仮面」について
「仮面」は、中島みゆきの22作目のシングルで、
1988年2月26日にポニーキャニオンよりリリース。
作詞:中島みゆき、作曲:甲斐よしひろ、編曲:椎名和夫
これまでのシングルは作詞・作曲が中島みゆきでしたが、
「仮面」の作曲は、甲斐よしひろです。
シングルのカップリングとしては、
29作目のシングル「ジェラシー・ジェラシー」に収録されている
「兆しのシーズン」で、筒美京平が作曲を担当していますが、
中島みゆき以外が作曲という作品は本当に少ないのです。
シングル発売の翌月に発売された中島みゆき15作目アルバム
『中島みゆき』に収録されているほか、
1987年の「御機嫌如何」から
1993年の「時代/最後の女神」までを収録したアルバム
『Singles II』に収録されています。
また、2011年に甲斐よしひろが
アルバム『ホームカミング KAI BOOTLEG SERIES Vol.1』にてセルフカバーしています。
このシングルから8cmCDシングル(小さいCD)とEP(レコード)で発売されました。
中島みゆき「仮面」のカップリング曲「熱病 (New Version)」について
中島みゆき「仮面」のカップリング曲「熱病 (New Version)」は、
作詞・作曲が、中島みゆき
編曲は、椎名和夫
1985年11月発売の13作目のアルバム『miss M.』に収録されてい「熱病」のニューアレンジバージョン。
『Singles II』では、「熱病 (2nd Version)」としてアルバム初収録。
「仮面」が発売された1988年の中島みゆきは・・・
「仮面」が発売された1988年の中島みゆきは、
3月22日~3月24日と4月2日の4日間、
NHK-FM「中島みゆき・青春の季節」“喜怒哀楽”をテーマにパーソナリティを担当。
また、8月29日~9月2日は、同じNHK-FMで「中島みゆきスペシャル・青春の季節2」“手紙を出して下さい”をテーマにパーソナリティを担当。
他には、
3月16日、アルバム『中島みゆき』発売
5月5日、新潮社より単行本『泣かないで・女歌』発刊
10月21日、シングル『涙-Made in tears-』(c/w『空港日誌』)発売
11月16日、アルバム『グッバイガール』発売
前川清に「涙」、田中一郎&甲斐よしひろに「あり、か」を提供したりもしています。
「FU-JI-TSU」など、工藤静香の作詞をするようになったのもこの年からです。
ひとこと
工藤静香が1988年にリリースしたシングル「FU-JI-TSU」を皮切りに
「MUGO・ん…色っぽい」、「黄砂に吹かれて」、「慟哭」など
中島みゆきは多くの詞の工藤静香に提供し、
それらから多くのヒット作が生まれています。
なお、中島みゆきはこれまでに40人を超える歌手に
100曲以上もの曲や詞を提供しているが、
工藤静香への提供は2割強にあたる23本を占めており、最多となっています。
これに次ぐのは研ナオコへの15本と、柏原芳恵への4本です。
工藤静香がソロデビューした当時、
中島みゆきを担当していた渡辺有三ディレクター(ポニーキャニオン所属)が
二人を兼任することになったことと、
デビュー前に工藤静香が渡辺氏より
「中島みゆきと松任谷由実と竹内まりやなら誰が一番好き?」と聞かれ、
「中島みゆき」と答えたことから縁ができた⁉
と言われています。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。