中島みゆきをこよなく愛する、美優です!
今回は、中島みゆき「命の別名」と「糸」の
ついて私なりに考えてみました。
中島みゆき「命の別名」について
中島みゆき「命の別名」は、
「聖者の行進」の主題歌として書き下ろされたので、
ドラマの情景が浮かんでくるような歌です。
知的障害のある人だって
毎日新しいことを覚えて成長しているはずです。
何の役にも立たないかもしれないけれど
存在を認めてくれる人が
何処かにいてほしいと思っているかもしれません。
障害の有無にかかわらず、
理不尽な思いをすることってあります。
でも、命あるもの、生きているすべての人に
やさしい心あるのだから
哀しいとき心に灯をともしてくれる人も
きっといる・・・と私は思っています。
中島みゆき「糸」について
中島みゆきの「糸」は、人を糸に例えた歌のようです。
人生を縦の糸と横の糸で
布を織って行くことに例えているようです。
「幸せ」ではなく、
「仕合わせ」を使っているのは、
「幸せ」は幸運という意味合いで、
「仕合わせ」の方は、めぐり合わせ、運命という意味があり、
必ずしも良いことだけでもないのかもしれません。
私は、糸で布を仕立て合わせるから、「仕合わせ」なんだろうと勝手に思っていました。
中島みゆき「糸」と「命の別名」が主題歌の「聖者の行進」って?
中島みゆきの「糸」は、
TBS系の金曜ドラマ「聖者の行進」の主題歌ですが、
「聖者の行進」がどんなドラマだったかというと、
障害者雇用に熱心な名士として地元で尊敬されていた社長が
障害者を雇用することにより国から交付される
「特定求職者雇用開発助成金」を受け取っていながら、
実際には知的障害者の従業員に対して
ほとんど賃金を支払っていないことが発覚し、
社長が詐欺容疑で逮捕された「水戸事件」を基にしたドラマです。
題名は純粋な心を持つ知的障害者達を聖者になぞらえるとともに、
ドラマ内で彼らが演奏するジャズナンバー「聖者の行進」からとられています。
ドラマ「聖者の行進」は、
「高校教師」、「人間・失格〜たとえばぼくが死んだら」、
「未成年」に続いて野島伸司が脚本を手がけた
「TBS野島伸司シリーズ」の第4弾で
主演がいしだ壱成で、他に酒井法子、広末涼子、雛形あきこなどが出演した
平均視聴率20.9%のドラマです。
野島伸司は、日本テレビ系列で放送された
「家なき子」の企画者でもありました。
ひとこと
今回は、中島みゆき「命の別名」と「糸」と
ドラマ「聖者の行進」を紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。